こんなに頻繁に更新するつもりではなかったのですが(笑)
昨日、朝日新聞を読んでいて、驚くような表現を目にし 黙って放置しておくわけにはいかないと考え 抗議の問い合わせをしました。 とりいそぎ、その内容をここに載せて、ご報告だけ。 ―――――――――――――――――◇――――――――――――――――― 2009年9月9日朝刊 12版p.31掲載 ピンクリボンフェスティバルの記事について わたしは術後2年になる乳がん体験者です。 この記事の冒頭の文章に強い違和感と不快感をおぼえ、問い合わせをさしあげました。 「早く見つかれば、高い確率で治ると言われる乳がん。一方で、検診を受けなかったばかりに発見や治療が遅れ、毎年1万人を超える人が亡くなっている」という下りです。 この文章は日本語として、毎年亡くなっている1万人の人々が 検診を受けなかったばかりに発見や治療が遅れた人間だと受け取れると思うのですが それは大きな事実誤認だと考えます。 毎年検診を受けていても、乳がんが見つかった時にはすでにリンパ節に転移していたり さらにはステージ4(他臓器への転移あり)だったという人もいることは 少し調査・取材すれば分かることだと思います。 また、毎年亡くなっている1万人の方たちは、 ステージ1、2でも5年、10年後の生存率が100%ではない事実が示すとおり 発見・治療が遅れた人ばかりではありません。 要するに、検診を受けていても発見・治療が遅れることもあり 発見・治療が充分早くても、亡くなる方はいるのです。 にもかかわらず、その3つを乱暴につなげた文章に 現在治療にあたっている乳がん患者への配慮のなさと 検診率アップを目指すあまり脅しをかけるような口調になっている安易さが感じられ とても不愉快に思いました。 乳がんを体験した者として しこりがこぶし大の大きさになるまで気づかない、あるいは放置している人が減って この病気で悲しむ人が減ってほしいと願っていますし そのための啓発活動は大切だと考えますが ピンクリボンフェスティバルを推進してきた御社がこのような言い方をなさることに 深い失望を覚えました。 10月のピンクリボン月間が来る前に 紙面上でこの文章に関して適切な形で訂正をしていただきたいと強く願います。 なおわたしは、昨年、講談社の雑誌『グラマラス』が行った ピンクリボン・キャンペーンに疑問を感じて抗議の署名活動を行った者です。 そういった経緯もあり、今回のような記事に対し どうしても意見を述べさせていただきたいと思った次第です。 署名活動については、今年1月 ピンクリボンフェスティバル事務局の○○さまにもご報告をさしあげ ご丁寧にお返事をいただきました。 誠意ある対応をよろしくお願いいたします。 by hynobius3 | 2009-09-15 13:38
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